この国の、美しい暮らしをつないできました。
縄文時代から日本人とともにあった漆(うるし)
田谷漆器店は、その漆を手仕事で美しく使いやすい器に変え、お客様にお届けしています。
日本人の暮らしに息づく美意識と品格を大切に、私たちはこれからも、輪島塗を通じて社会に貢献して参ります。
永遠に古びない、 美しさと品格を備えた「暮らしの器」
日本には世界に誇る素晴らしい伝統工芸品が数多く存在します。
中でも輪島塗は、その緻密で繊細な技法と、その実用性から生まれる美しさを誇ります。ご存知の通り、漆と漆器は日本、そして日本人の象徴です。当社の輪島塗製品は、まさに日本の伝統工芸品を体現するものです。
田谷漆器店は、お客様のニーズに応えるべくデザインを進化させ続けてまいりました。 田谷漆器店は、鉄道がなかった時代に創業しました。完成品を山を越えて徒歩で運んでいました。鉄道が開通すると、関東から東海地方まで、丸一日かけて商品を運びました。
1988年、前社長の田谷勉によって田谷漆器店は法人化されました。これにより、従来の販路に加え、百貨店への進出も進みました。 現社長のもと、私たちは常に新しいトレンドを取り入れ、実用性を重視した製品の開発に取り組んでいます。伝統的な漆器として知られる椀、皿、箸などのカトラリーだけでなく、文房具からインテリアまで、幅広い製品を取り揃えています。私たちの製品は長く使い続け、修理を重ね、世代を超えて受け継がれていきます。だからこそ、私たちは環境に優しく、特別な製品を生み出しているのです。他店様の漆器でも、地域を問わず、熟練の職人が丁寧に修理し、輝きを取り戻します。田谷漆器店は、伝統工芸の分野で活躍を続けながら、より実用的で環境に優しい輪島塗製品の開発に取り組んでまいります。